1台のシャーリング機から
私たちの歴史がはじまりました。

お客様のご要望に従って原板を所定の長さ・幅に切断するシャーリング加工から、私たちの事業活動はスタートしました。その後、レベラー加工、スリッター加工へと加工能力を拡げるとともに、取り扱う鋼板の品種も、冷延鋼板、酸洗鋼板からカラー鋼板、電磁鋼板などの各種表面処理鋼板まで拡大してきました。
シャーリングマシン1台だった頃とは比べようもない生産規模となった現在、大裕鋼業はお客様の多様なニーズに柔軟に対応するコイルセンターとして機能し、お客様の生産計画に合わせ、必要な鋼板を必要なサイズで必要な時にお届けしています。

1958年7月大阪市生野区において個人創業、冷延鋼板・亜鉛鉄板の販売を開始
1961年1月大裕鋼業株式会社に改組
1963年2月東大阪市柏田67番地に布施工場を新設し、レベラーライン・シャーリングを設置、加工開始
1967年2月東大阪市渋川町に工場を移転・新設し、レベラーライン・スリッターライン・シャーリングを増設
1968年3月日本鋼管株式会社(現・JFEスチール株式会社)関西地区指定河岸並薄板加工センターに登録
1977年12月大阪府堺臨海工業地区の現在地に工場を建設する
1986年4月米国(ミシガン州)で、National Steel、丸紅、NKKの合弁企業Procoilの建設および創業を行う
その他、米国・中国・台湾・マレーシア・タイ等でコイルセンターの建設および操業指導を行う
1990年1月石川県小松市に工業用地(6,880㎡)を取得
1993年3月堺市海山町に電磁鋼板およびステンレス鋼板、カラー鋼板のスリッター工場を新設
1994年11月石川県小松市に小松営業所を開設
1996年8月インドネシアのMitra Dayacipta Metalindoで建設および操業指導を行う
1998年4月石川県小松市に小松工場(レベラーライン)を新設
2001年4月堺市海山町に海山第二工場(ミニスリッターライン)を新設
2002年2月社長 井上作雄が会長となり、専務取締役 井上浩行が社長に就任
2008年12月石川県小松市にスリッターラインを新設
2011年1月堺市匠町に堺浜事業所を新設、電磁鋼板用スリッター稼働
2013年7月ベトナム事務所を新設
2014年5月中小企業庁主催「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選出(海外部門)
堺浜事業所でプレス加工事業を開始
2014年7月DAIYU STEEL VIETNAM CO., LTD. を設立
2014年9月本社営業部貿易課を新設、海外との取引を開始
2015年5月石川県小松市に5巾レベラーラインを新設
2019年12月当社が加工に携わった素材が「第8回ものづくり日本大賞」内閣総理大臣賞を受賞
2023年4月堺浜事業所にスリッターラインを増設、電磁鋼板の加工能力を強化